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Column / 契約方式比較
2026年10月更新

ファクタリング99社の契約方式比較2社間のみ・3社間のみ・両対応の違い

最終更新日:

ファクタリングの契約方式には「2社間(売掛先に通知しない)」と「3社間(売掛先も関与)」があります(買取型・保証型・診療報酬型など契約方式以外の分類はファクタリングの種類(7つの型)で整理)。本記事は当サイトが取り扱う99社の公式LP記載値を方式別に整理し、通知可否・手数料・速度のトレードオフを解説します。公式LP・公式サイトで契約方式の記載を確認できない会社は「方式の記載なし」として区別しています。

📊 2026年9月26日時点の集計:掲載99社(受付終了1社を除く98社、同じ会社が運営する掲載を1社として85社)のうち2社間対応は58社・3社間対応は54社(両対応36社を含む)。公式サイトに方式の記載がない会社は9社です。

1. 2社間/3社間の基本定義

契約方式は売掛先がファクタリング取引の存在を知るか/知らないかで区別されます。下表は両者の基本構造と一般的なレンジ(個別案件は各社LP・見積もり参照)。

項目 2社間ファクタリング 3社間ファクタリング
当事者利用企業 × ファクタリング会社利用企業 × ファクタリング会社 × 売掛先
売掛先への通知原則なし(非通知)必須(承諾取得)
手数料(当サイト共通の目安)5〜20%1〜9%
入金スピード最短30分〜1営業日数日〜1週間以上
債権譲渡登記原則必要(一部非通知は不要)不要なことが多い
向いているケース売掛先に知られたくない/急ぎ売掛先と関係が強固/手数料を抑えたい

※手数料の目安(2社間5〜20%・3社間1〜9%)は当サイトの各ガイドで共通に使う取引全体の目安で、業界共通の相場を示す一次資料はありません。掲載99社の公表料率の集計(2026年9月26日時点・受付終了1社を除く98社、同じ会社が運営する掲載は1社として85社で集計)では、2社間は下限0.5〜10%(31社・中央値4.0%)・上限6〜20%(21社・中央値12%)、3社間は下限0.3〜3%(15社・中央値1.0%)・上限0.8〜10.5%(9社・中央値8.0%)です(手数料の相場と読み方の集計表)。

※手数料の具体%は各社公式LP参照。手数料比較で横断一覧可能。

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2. 2社間のみ記載(22社)

公式LP・公式サイトで確認できた契約方式が2社間だけの会社です。売掛先に通知しない方式のため、取引先に知られずに資金化できる反面、手数料は3社間より高めになりやすい傾向があります。3社間を扱わないと公式に明記している会社とは限らないため、3社間を希望する場合は問い合わせ時に確認してください(公式が「主に」「メイン」と案内する会社は方式欄にその表記を併記しています)。OLTAクラウドファクタリング supported by 静岡銀行はオルタと同じOLTA株式会社のサービス。電子請求書早払いはGMO BtoB早払いと同じGMOペイメントゲートウェイ株式会社が買い取るサービス。社数の集計ではそれぞれ1社として数えています(表では別の行に載せています)。ソクモ・トラペイ・ベストペイは2社間のみの掲載ですが、同じ会社の買速・トラストゲートウェイ・ベストファクターの方式により、社数は「2社間・3社間の両対応」に数えています。

会社方式(公式の記載)入金(公表最短)買取上限(公表)個人事業主
CXコミット2社間最短30分(審査後)上限LP記載なし○
ソクモ2社間最短30分1億円○
トラストライン2社間最短30分(審査後)300万円(初回上限)○
ペイトゥデイ2社間最短30分上限なし○
ラボル2社間最短30分(審査後)上限LP記載なし○
みんなのファクタリング2社間最短1時間上限LP記載なし○
クールペイ2社間最短1時間上限LP記載なし○
バイオン2社間最短1時間(振込は契約後30分)1,000万円○
うりかけ堂2社間最短90分5,000万円○
グッドプラス2社間最短90分(申込から)上限LP記載なし○
3Sファクタリング2社間最短2時間上限なし○
QuQuMo2社間最短2時間(申込から)上限なし○
オッティ2社間(公式「2社間ファクタリング契約がメイン」)最短3時間5,000万円○
Fintoファクタリング2社間最短即日上限なし×
OLTAクラウドファクタリング supported by 静岡銀行2社間最短即日上限なし○
オルタ2社間最短即日上限なし○
セーフトラスト2社間(公式FAQ本文は「2者間ファクタリング」、公式サイトの構造化データは「2社間・3社間ファクタリングサービス」)最短即日1億円○
トラペイ2社間最短即日上限LP記載なし×
フリーナンス2社間最短即日上限LP記載なし○
ベストペイ2社間最短1営業日1億円○
ペイトナー2社間最短即日300万円(初回は最大50万円)○
マネーフォワード早期入金2社間最短即日上限LP記載なし×
メンターキャピタル2社間最短即日上限LP記載なし○
GMO BtoB早払い2社間最短2営業日1億円×
かるガルファクタリング2社間(公式FAQの流れから判断:取引先への通知・承諾取付なし、「2社間」の語はなし)最短2日1,000万円(売掛先1社あたり)×
電子請求書早払い2社間最短2営業日1億円×
セゾンファンデックス2社間最短LP記載なし(締日から5営業日以内)1億円×

2社間のみ記載の会社が向くケース

2社間のみ記載の会社の留意点

2社間のみ記載の会社では、3社間の料率を選べるとは限りません。大口の継続的な資金化で手数料を抑えたい場合は、両対応の会社で3社間を選ぶ方法も比べてください(会社ごとの公表料率は手数料比較)。

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3. 2社間・3社間の両対応(36社)

2社間と3社間の両方を公式LP・公式サイトで案内している会社です。案件ごとに「スピード・秘匿性を優先するなら2社間」「手数料を優先し売掛先への通知が可能なら3社間」と使い分けられます。ソクラはアクセルファクターのサービス。ペイブリッジはトップ・マネジメントのサービス。土建くんはファクタープランと同じ株式会社ワイズコーポレーションのサービス。資金調達ペイはピーエムジーのサービス。社数の集計ではそれぞれ1社として数えています(表では別の行に載せています)。

会社方式(公式の記載)入金(公表最短)買取上限(公表)個人事業主
クイックマネジメント2社間・3社間最短30分(契約後)5,000万円○
株式会社No.12社間・3社間最短30分3億円○
買速2社間・3社間(公式サイトの説明文「2社間・3社間ファクタリングはお任せください」・公式FAQ「主にこの2社間ファクタリングを提供」)最短30分(申込から)1億円○
ビートレーディング2社間・3社間最短50分(300万円未満のポータル申込から)上限なし○
JPS2社間・3社間最短1時間(契約まで)3億円×
MSFJ2社間・3社間最短1時間3億円○
シュクラン2社間・3社間最短1時間1億円○
売掛金PAY2社間・3社間最短90分5,000万円×
ウィット2社間・3社間最短2時間上限LP記載なし○
エーストラスト2社間・3社間最短2時間(申込から)5,000万円×
ソクラ2社間・3社間最短2時間上限LP記載なし○
トップ・マネジメント2社間・3社間最短2時間3億円(売掛先1社に対しての上限は1億円まで)○
ファクタリングのTRY2社間・3社間最短2時間1億円○
ファストファクタリング2社間・3社間最短2時間上限なし○
ペイブリッジ2社間・3社間最短2時間(申込から)3億円(売掛先1社に対しての上限は1億円まで)○
事業資金エージェント2社間・3社間最短2時間2億円○
共栄サポート2社間・3社間最短2時間1億円×
日本中小企業金融サポート機構2社間・3社間最短3時間上限なし○
AGビジネスサポート2社間・3社間最短即日上限LP記載なし○
JTC2社間・3社間最短即日上限なし○
KISマネジメント2社間・3社間最短即日5,000万円×
Progress2社間・3社間最短即日5,000万円○
えんナビ2社間・3社間最短1日5,000万円○
アクセルファクター2社間・3社間最短即日1億円○
アンカーガーディアン2社間・3社間最短即日5,000万円○
エスコム2社間・3社間最短即日上限LP記載なし×
ジャパンマネジメント(営業状況未確認)2社間・3社間最短1日5,000万円○
トラストゲートウェイ2社間・3社間最短即日5,000万円(売掛先1社あたり・審査により上限1億まで対応可能)○
ネクストワン2社間・3社間最短即日上限なし×
ピーエムジー2社間・3社間最短即日(申込から最短30分)上限なし(公式ページに2億円までの記載もあり)○
ファクタリングZERO2社間・3社間最短即日5,000万円○
ファクタープラン2社間・3社間最短即日上限LP記載なし×
ベストファクター2社間・3社間最短即日1億円○
レガシア2社間・3社間最短即日(契約後30分)3億円○
レバンタ2社間・3社間最短即日1億円○
三共サービス2社間・3社間最短1日3,000万円(売掛先1社あたり・規模や取引年数によりそれ以上も可能)×
土建くん2社間・3社間最短即日上限LP記載なし○
西日本ファクター2社間・3社間最短1日3,000万円○
財務再生支援センター2社間・3社間最短即日上限なし×
資金調達ペイ2社間・3社間最短即日上限なし×

両対応の会社の使い分け

  1. 初回は2社間で素早く資金化:実績と信頼関係を築く期間。手数料は2社間の目安(5〜20%)の範囲。
  2. 2〜3回目以降は3社間を打診:売掛先との関係が強固になり、通知のデメリットが小さくなった段階で切り替え。
  3. 大口・定期案件は3社間固定:手数料の目安が2社間5〜20%に対し3社間1〜9%と差が大きいため、通知可の売掛先なら最初から3社間を検討。

4. 3社間のみ記載(18社)

公式LP・公式サイトで確認できた契約方式が3社間だけの会社です。売掛先への通知または売掛先の承諾を得て、売掛先から直接支払いを受ける方式のため、売掛先に知られずに使うことはできません(診療報酬・介護報酬では売掛先は国保連・支払基金などです)。

会社方式(公式の記載)入金(公表最短)買取上限(公表)個人事業主
GMOイプシロン3社間最短2営業日上限LP記載なし○
明日の医療3社間最短2営業日上限LP記載なし×
メドレー早期資金サポート3社間最短3日(申込から)上限なし×
アクリーティブ3社間最短7日上限なし○
エヌエスパートナーズ3社間(公式の利用の流れから判断:国保・社保への債権譲渡通知、「3社間」の語はなし)最短14日上限なし○
JA三井リース3社間公式LP記載なし/要問合せ上限LP記載なし×
MUFGファイナンス&リーシング3社間(公式スキーム図の代替テキストの流れから判断:取引先へ債権譲渡通知・承諾、取引先から直接支払い、「3社間」の語はなし)公式LP記載なし/要問合せ上限LP記載なし×
NECキャピタルソリューション3社間公式LP記載なし/要問合せ上限LP記載なし×
みずほ東芝リース3社間公式LP記載なし/要問合せ上限LP記載なし×
りそな決済サービス3社間公式LP記載なし/要問合せ上限LP記載なし×
オリックス3社間(診療・介護・調剤報酬ファクタリングの公式の取組図の流れから判断。「3社間」の語はなく、一般の売掛債権買取の流れは公式サイトに説明がない)公式LP記載なし/要問合せ上限は直近1年間の診療報酬などの平均額×90%(公式FAQ)×
三井住友ファイナンス&リース3社間公式LP記載なし/要問合せ上限LP記載なし×
三菱HCキャピタル3社間公式LP記載なし/要問合せ上限LP記載なし×
三菱UFJファクター3社間公式LP記載なし/要問合せ上限LP記載なし×
北洋銀行3社間公式LP記載なし/要問合せ上限LP記載なし×
四国銀行3社間公式LP記載なし/要問合せ上限LP記載なし×
百十四銀行3社間公式LP記載なし/要問合せ上限LP記載なし×
静岡銀行3社間公式LP記載なし/要問合せ上限LP記載なし×

5. 方式の記載なし(9社)

公式LP・公式サイトで契約方式(2社間・3社間)の記載を確認できなかった会社です。実際の取扱いがないことを示すものではないため、問い合わせ時に2社間・3社間の希望を伝えて確認してください。画像の図解だけで方式を説明している会社も、本文に記載がないためここに含めています。ラボル カード払い・のりかえPLUSは方式の記載がない掲載ですが、同じ会社のラボル・グッドプラスの方式により、社数は「2社間のみ記載」に数えています。けんせつくん・ファクターズは方式の記載がない掲載ですが、同じ会社のウィット・ファクタープランの方式により、社数は「2社間・3社間の両対応」に数えています。

会社方式(公式の記載)入金(公表最短)買取上限(公表)個人事業主
ラボル カード払い公式サイトに記載なし最短1時間カード払いの利用はカードの枠内で上限なし(公式LP)○
のりかえPLUS公式サイトに記載なし最短90分上限LP記載なし○
アバンティア公式サイトに記載なし最短90分上限LP記載なし×
うんそうくん公式サイトに記載なし最短2時間上限なし○
けんせつくん公式サイトに記載なし最短2時間上限LP記載なし○
ファクターズ公式サイトに記載なし最短4時間3,000万円×
アクシアプラス公式サイトに記載なし最短即日上限LP記載なし×
カイポケ早期入金サービス公式サイトに記載なし最短5営業日上限LP記載なし○
SMBCファイナンスサービス(現・三井住友カード)公式サイトに記載なし公式LP記載なし/要問合せ上限LP記載なし×
SMTBリース公式サイトに記載なし公式LP記載なし/要問合せ上限LP記載なし×
みずほファクター公式サイトに記載なし公式LP記載なし/要問合せ上限LP記載なし×
オリコ公式サイトに記載なし公式LP記載なし/要問合せ上限LP記載なし×
浜銀ファイナンス公式サイトに記載なし公式LP記載なし/要問合せ上限LP記載なし×

※「方式の記載なし」は公式LP・公式サイトの本文に方式の記載を確認できなかった意味で、実際の取扱いがないことを示すものではありません。問い合わせ時に必ず確認してください。表の方式は各社の公式LP・公式サイト(FAQ・会社概要・ご利用の流れを含む)の記載に基づきます。

6. 契約方式で選ぶ手順

契約方式は「売掛先との関係性」「手数料許容度」「スピード要件」の3軸で決まります。以下の順序で絞り込むと迷いません。

ステップ1:売掛先に通知可能か

ステップ2:スピード要件

ステップ3:金額規模

7. よくある質問

Q. 2社間と3社間、どちらを選ぶべきですか?

売掛先への通知可否で決まります。通知したくない(関係悪化を避けたい)なら2社間、通知して良い/むしろ関係が強固なら3社間。3社間の方が手数料は下がる(当サイト共通の目安で3社間1〜9%・2社間5〜20%)代わりに入金まで時間を要し、売掛先の承諾取付が必要です。初回は2社間で素早く資金化し、継続的な取引になったら3社間へ移行する企業もあります。

Q. 2社間のみを案内している会社は3社間を扱わないのですか?

公式LP・公式サイトで2社間だけを案内している会社でも、3社間を扱わないと明記しているとは限りません。2社間は売掛先への通知・承諾の手続きがないため、申込から入金までをオンラインで進めやすい方式です。3社間を希望する場合は、§2の表の会社にも問い合わせ時に確認するか、§3の両対応・§4の3社間のみ記載の会社から選んでください。

Q. 非通知(2社間)でも売掛先に知られませんか?

通常の2社間取引では売掛先に通知されませんが、債権譲渡登記を行う会社の場合、登記情報から間接的に知られる可能性があります。非通知を厳格に守りたい場合は、債権譲渡登記を行わないと公式に案内している会社を選ぶか、契約前に登記の有無を確認してください。

Q. 両対応の会社で2社間から始めるメリットは?

両対応の会社なら、初回は2社間で素早く資金化し、取引実績ができたら同じ会社で3社間に切り替えて手数料を下げる、という運用を検討できます(両対応の会社は§3の表)。同じ会社のまま切り替えられるか、切り替え時の条件は契約前に確認してください。

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